効率的な試験勉強法を紹介!時間のない社会人におすすめ

皆さんはどのようにテスト勉強を行っていますか?

参考書を読み終えた後、過去問を繰り返し解いたり、要点をノートにまとめたりするなど、様々な方法があると思います。

しかし、仕事をして家事をして、その後に試験勉強をするのは大変ではありませんか?

少ない時間で効率よく勉強して合格したいと思っていませんか?

今回紹介する勉強法は、購入したテキストを使用して「EXCELを使って問題シートを作成する」という方法です。最初から問題を繰り返し解いてアウトプットすることが効率的な勉強法だと考えています。

私がこの方法を初めてから短時間の勉強時間で試験に合格出来るようになりました。

今回は「ITパスポート試験」の勉強に使用したEXCELを紹介します。

EXCELでテキスト問題作成

EXCELで答えシートを作成

購入したテキストをもとに、最初にEXCELで図のような問題の答えのシートを作成します。

・E列に問題分を入力します。
・B列に答えを入力し罫線で囲みます。セルを結合すると列で削除できなくなるので注意が必要ですが、私はマクロを使用してクリアしてるので結合してます。

・シート名を「テキスト1章 答え」とします。

 
最初は結合しないでください。

問題シート作成

・「テキスト1章 答え」シートをコピーして、「テキスト1章」シートを作成します。

シートコピー方法

・「テキスト1章 答え」のシート名の上でマウスの右クリックし、「移動またはコピー」を選択すると次の画面がでてきます。

・挿入先のなかから、「テキスト1章 答え」を選んで、コピーを作成するにチェックをいれて、Okをクリックすると同じシートがコピーされます。シート名を「テキスト1章」と変更してください。

問題シート「テキスト1章」の作成詳細

1.「テキスト1章」シートに、○、×をいれる計算式を作成します。

 ・セルC5に次の計算式を入力してください。

   =IF(B6<>””,IF(B6=’テキスト1章 答え’!B6,”○”,”✕”),””)

   これは、答えと一致していた時は○を、違う時は×を表示する式です。

※注意 ここで使用する×と、セルN2で入力した×は同じものにしないと、合計したときにカウントされません。

 ・同じように、セルC5をコピーして、セルC7、セルC11、ほかすべての問題の上にペーストします。

2.各セルに図のように入力してください。

 セルG2:問中正解、セルK2:点、セルM2:○、セルN2:×

3.次に、○の数、×の数をカウントする計算式を挿入します。

 セルM3,セルN3に次の計算式を入力します。問題が1000行を超える時は、値を増やします。

   セルM3:=COUNTIF($C$4:$C$1000,M2)

   セルN3:=COUNTIF($C$4:$C$1000,N2)

 
○の数が表示されましたか?

4.3で表示された○の数が問題数となるので、セルF2に同じ数字を入力します。

5.問題の枠のセルをクリア

 問題を入力しているセルが結合されていなければ、B列を選択して、削除をクリックするだけで枠のセルはすべてクリアされていると思います。

 ○の数も、0になったと思います。

6.A列の問題の最終行に「以上」と入力しておいてください。(マクロで使用します)

ここまでで終了して、手で答えをクリアしても大丈夫です!

次にマクロを使用してクリアする方法を説明します。

 
マクロ作成方法を覚えておくと、いろいろと応用がきくので便利ですよ!

クリア(マクロ)作成

 ⑤空白のエリア(Subから、Ene Subの間)に次のマクロをコピーしていれてください。

マクロボタンの作成

 上の図のピンクのボタンになります。

※ここが分かりにくいかもしれません。四角い図形(ボタン)にマクロを登録します。

マクロの実行

問題の解答を入力したら「クリア」ボタンをクリックしてみてください。クリアされましたか?

クリアのマクロは1回作成すると他のシートでも使えます。

この手順で、テキストの前章分のシートを作成します。

購入したテキスト

私が購入したテキストは「この1冊で合格!丸山紀代のITパスポートテキスト」の令和5年度版です。

この本を選んだ理由は「この1冊で合格」という部分です。

過去問を多くこなすよりも、テキスト1冊を完璧に覚えるほうが合格率があがる気がします。

 
分かりましたか?1度作成すればノートに答えを書いて勉強するより時間短縮されますよ!

まとめ

効率的な勉強方法

仕事をし家事をし勉強時間がなかなかとれない方のための勉強方法はEXCELを使って問題シートを作成するという方法を紹介しました。参考書をしっかりと理解してから過去問を解くよりも、分からなくても最初から問題を繰り返し解いた方が短時間で理解できると考えています。

購入したテキスト

参考書と問題集が1冊にまとまっているものを選んで、1冊だけを重点的に覚えるようにします。

過去問

過去問はネットなどからダウンロードして試験直前に行います。