要約筆記試験が終わった|要約筆記試験2024の筆記・実技を受けた体験レポート

2024年の全国統一要約筆記者認定試験を受験してきました。

筆記試験の難易度の高さや、実技試験での音源の聞き取りづらさなど、予想外の出来事が続き、正直なところ「最悪だった」と感じる場面もありました。

この記事では、当日のタイムスケジュール、筆記・実技それぞれの試験内容、実際に感じた難しさや反省点を、受験者目線で詳しくまとめています。

これから受験する方が、当日の流れや注意点をイメージしやすくなるよう、できるだけリアルに書きました。

来年以降に受験を予定している方の参考になれば嬉しいです。

要約筆記試験の結果(2024年)

要約筆記試験の点数と合否

桜の開花と同時に試験結果が発表されましたが、桜は散りました(涙)。

 
恥を忍んで私の試験結果を報告します。
 
試験結果
◎筆記試験:124点(120点以上で合格) 
◎実技試験の1問目:72点(70点以上で合格)
◎実技試験の2問目:50点(70点以上で合格)

筆記試験はかなり難しかったのですが、ギリギリ合格基準に達していました。

実技試験の1問目が合格基準に達していましたが、2問目が20点足りずに不合格です。

音源がほとんど聞き取れなかったにも関わらず、50点という評価は意外でした。

この試験では、全てが合格基準を満たしていなければ不合格となります。

今回の受験会場で合格した人もいるため、音源が不明瞭だったとしても、聞き取ることができた人はいたことになります。

これは、タイピングの問題以前に、私の聞き取り能力に問題があるということになります。

聞き取り能力を改善する方法はあるでしょうか?

要約筆記試験の受験者数と合格率

要約筆記の受験者数と合格率になります。年々難しくなっています。

要約筆記(筆記)試験問題

今回受験した試験問題と回答については、「一般社団法人 要約筆記者認定協会」のサイトに公開されています。

興味がある方は一度ご覧になってください。

筆記試験の体験レポート(2024年)

60分間の筆記試験を受けました。会場には約15人ほどの受験者がいました。

試験前半:選択問題の難しさ

問題用紙と回答用紙が配布され、試験が開始しました。

開始早々通常はスムーズに進む選択問題が、難しくて分かりません。

得意としていた記入問題も、答えが見つかりません。

ここで、今回は今までと問題の傾向が違うことに気がつきました。

中盤:時間配分のミスと焦り

試験の半ばで、時間を計るために持参したストップウォッチを押し忘れていたことに気付きました。

以前に出題された5つの事件を年代順に並べる問題がありました。

一つでも間違えると不正解になる、非常に難しい問題でした。問題数は5問。

後半:問題傾向の変化と対応できなかった点

「40分経過しました」と試験官がアナウンスしました。

通常であればこの時点で30分が経過していますが、今回はそれ以上の時間がかかりました。

また、本番の要約筆記を想定した問題が難しく、回答できなかったためスキップしました。

時間が足りなくなってきたため、まずは問題を最後まで解き終え、その後で未回答の設問に取り組むことにしました。

 
時間がなくなり、かなり焦っていました。

筆記試験を終えて感じたこと

試験の最後まで解けなかった問題は、結局どこがポイントなのか理解できないまま時間が過ぎてしまい、気づけば試験時間はあっという間に終わっていました。

過去数年分の問題を解いて対策してきたものの、今回の試験はこれまでとは傾向が大きく異なり、非常に細かい知識が問われる内容でした。

筆記試験が難しくても、60%以上で合格できると分かっていたので、気持ちを切り替えて次の実技試験の準備に集中しました。

60分間、頭をフル回転させて問題に向き合ったため、筆記試験を終えた時点で脳はかなり疲れ切っていました。

「筆記試験と実技試験の順番を逆にしてほしい」

筆記試験が終了した後、いつもそう感じています。

実技試験の体験レポート(2024年)

試験前の音源チェックで感じた違和感

最初に試験管が「音源の音の高さを調べます。これから流してみるので聞こえない人は挙手して下さい」と言いました。

音源は早口でかつ声が明瞭ではなくて何を言っているか分からなかったのです。しかし手をあげる人はいませんでした。

 
え?みんなは音源聞こえたの?

実技試験(パソコン)の様子

IPtalkのアプリを使用して音源を聞いて内容を要約して入力します。

本番開始前に音源の簡単な資料が配布され、5分ほど内容を理解したり単語登録することが出来ます。

音源が開始されました!

しかし、何を言っているのか理解することができませんでした。

聞き取ることができなかったため、入力することもできず、かすかな言葉を頼りに推測して適当に入力するという状況になりました。

音源には問題が2つありましたが、どちらも同じような状態でした。

試験当日のタイムスケジュール

「全国統一要約筆記者認定試験」のタイムスケジュールは、以下のようになっています。

13:00~13:10 説明
13:10~14:10 筆記試験
14:25~15:00 実技試験(手書き)
15:10~15:40 実技試験(パソコン)

実技試験で(手書き)と(パソコン)を同時に行わないのは、両方を受験する人がいるためです。

試験を終えて思ったこと

試験終了後、多くの受験者が「音が不明瞭で聞き取りづらかった。音量を上げても改善されないと思い、手を挙げることはしなかった」と述べていました。

「全国統一要約筆記者認定試験」が行われた日には、全国の都道府県で多くの人々が同時に同じ問題に挑戦したことになります。

他の地域の受験者の皆さんはどうだったのでしょう?

音源の聞き取り能力は個人差があるため、特定の状況下でも聞き取れる人はいるかもしれません。

試験の結果は一ヶ月後に発表されますが、今回は自分の中で最悪の出来だったので、結果はほぼ予測できます。

もし合格していたら、それは「運」しかないでしょう。

この日は冬晴れで空気が澄んでおり、とても気持ちの良い日でした。しかし、私の心は暗雲に覆われていました。

忘れましょう。終わったことには安堵しましょう。

見逃していたドラマをゆっくりと観ながら、早めに休むことにします。

2023年度の試験は、このように終わりを告げました。

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まとめ(「全国統一要約筆記者認定試験2024年実施」について)

2024年2月18日に実施された全国統一要約筆記者認定試験の体験レポートをお届けしました。

筆記試験は出題傾向が変わり、細かい知識が問われる難しい内容でしたが、しっかりと対策していたおかげで合格基準に到達できました。

一方で、実技試験では音源が聞き取りづらいという予想外の状況に直面し、力を発揮できないまま終わってしまいました。

会場の多くの受験者も同じように「聞き取りづらかった」と感じていたものの、合格している人もいたことから、最終的には聞き取り能力の差が結果につながったと痛感しました。

今回の経験を通して、

  • テキストの細部まで理解する筆記対策
  • どんな音源でも対応できる聞き取り力の強化

この2つが来年に向けての大きな課題だと感じています。

悔しさはありますが、試験が終わった今は一度気持ちをリセットして、また前に進む準備をしていきたいと思います。

この記事が、これから受験する方の参考になれば嬉しいです。

 
頑張らないと!