毎週楽しく見ている【笑点】は、なんと私と同い年

毎週日曜 午後5時30分~午後6時 日本テレビ系で放送の『笑点』。

笑点が放送開始されたのは、1966年で私が生まれた年。子どもの頃から見ている番組が今もなお続いていることの安心感。

若い時は「長い事やっているなあ」という感覚であまり積極的には見ていませんでしたが、年々好きになっています。

現在のメンバー

現在(2024年4月21日)の笑点の大喜利メンバーは、次の8人です。着物の色もメンバーのキャラクターも個性豊かで、さらに楽しくなりそうです。

春風亭昇太

司会(64歳)、1992年に真打昇進。

司会者にしては若くみえましたが60代でした。どんなメンバーのコメントも絶妙なツッコミと返しでより面白くしている安定感があります。

たい平さんが時々披露する「何かあったのか劇場」では、昇太さんと奥さんとの生活がいじられてます。本当のところはどうなんでしょうね(笑)

三遊亭小遊三

水色の人(77歳)
二枚目の有名人に例えるナルシストネタと下ネタが多くて座布団をよく持っていかれてます。放送コードにひっかからないか時々心配になります。

春風亭一之輔

黒っぽい色(46歳)、2023年2月5日より(三遊亭円楽の後任)、2012年真打昇進。
落語界でもっともチケットがとれないとも言われる人。

司会の春風亭昇太さんが「よく引き受けてくれたなとびっくりしました。忙しい人なので、笑点どうですか?といわれても断るんじゃないかと思っていたくらいだったので、とにかく驚きました」と喜んだそうです。
笑点の初日は、硬い表情のまま毒舌連発だったのでメンバーの中で浮いてしまわないか心配してましたが、大きなお世話でした。週を重ねるごとに少しずつ表情が柔らかくなってきて安心して見ていられるようになりました。毒舌はそのままで絶好調です。

自分の坊主頭をネタにすることが多いです。これが1番うけがいいようです。

「桂宮治」さんにいじられて返せない時の表情がなんとも言えません。

友達に話したら「笑点のいいスパイスになっているんじゃない」と言ってました。そうかもしれません(ブラックペッパーっぽい)

林家たい平

オレンジの人(59歳)、2000年真打昇進。

24時間テレビでチャリティマラソンランナーとして走ってたことが印象的です。

司会の昇太さんと奥さんの関係をいじった「何かあったのか劇場」が時々みられます。

ネタというか昇太さんの反応が面白いです。

立川晴の輔

クリーム色(鳥の子色)(51歳)

2024年4月7日(日)の放送から(林家木久扇の後任)

本人は初収録について「ずっと顔がひきつっていました。」と言ってましたが、他のメンバーとのからみもありませんでしたがお上手でした。

こたえた後に満足したようにうなずくのが可愛いです。正統派的なこたえは今だけでしょうか?

2019年に三遊亭円楽さんの代役で「笑点」に出演したとき、「私は落語立川流という暗黒集団からやって参りました。ブラックな一門と言われておりますんで腹黒の席はピッタリだと思います」と挨拶して客席を沸かせたようです。何度か笑点に出ていたようです。

メンバー入した週に「さんま御殿」に出演されていて、かなりの饒舌でした。こんなにおしゃべりな人だったんですね。

三遊亭好楽

ピンクの人(77歳)、1981年真打昇進。
やる気がないというネタが多いです。本当にやる気がないように見えてしまいますが、計算なのか自なのかが分からないところが面白い。

桂宮治

若草色の人(47歳)、2021年真打昇進。
ソフトモヒカン風で、(ちびまる子ちゃんの永沢君)に髪型が似ていると思いませんか?
学生時代の学年が宮地さんが一之輔さんの1つ後輩のようですが、毎回二人の掛け合いも面白いです。声も動きも大きくて、全力でやっている感じがいいです。

今回メンバーいりした晴の輔さんのプロフィールが紹介されると、宮治さんは、「新メンバーっていうけど、フレッシュ感が全然ない!」「長男、長女が大学院生と大学生。後輩が来ると思ったら、11年先輩が来たんですよ?」「また一番下じゃん!俺!」と肩をおとすと会場は大笑いだったようです。

年下や後輩の加入を願っていて、先輩風をふかせたかったそうです。

そんな宮地さんは、ますます末っ子キャラっぽいです。

山田隆夫(座布団運び)

赤色の人(67歳)。1984年から6代目の座布団運び。

山田隆夫さんといえば、私にとっては「ずーとるび」なんですが、なぜアイドルグループの一人が「笑点」の座布団運びをしているかが謎でした。

そしたら、なんと(日本テレビの番組「笑点」のコーナー「ちびっ子大喜利」にて、山田隆夫が座布団10枚を獲得したことが、結成及びレコードデビューのきっかけとなった)ということを知って驚きました。「笑点」が先だったんですね。

そして「ずーとるび」は再結成されて現在も活動していることが分かりました。

林家木久蔵 (林家木久扇)さんについて

黄色の人。86歳。木久蔵ラーメンが有名ですよね。

4月に笑点を引退しました。笑点メンバーに入ったら何歳になっても辞めないイメージがあったので残念です。

笑点で引退の発表をした時に、司会の昇太さんが涙ぐまれてました。「めったにいないキャラクターなもんでね。」なんて言われて。

本当にそう思います。自ら宇宙人キャラになったり、いじられてもただ笑っていて、愛されるキャラクターだったと思います。きっと時々は、顔を出してくれると思ってます。

真打ちとは

落語家になって目指すのは、やはり真打ちです。真打ちとは、寄席の番組(プログラム)で一番最後に出る資格をもつ落語家です。また、弟子を取ることもできます。真打ちの語源は諸説ありますが、昔の寄席の高座には、照明用に蝋燭が立っていて、寄席が終わると最後の出演者が蝋燭の芯を打つ(切って消すこと)ことをしたために「芯打ち」といわれ、縁起を担いで、字を「芯」から「真」に換え、「真打ち」となったといわれるのが一般的です。でも、真打ちになったからといってゴールしたわけではありません。人によってはここからがスタートだという人もいます。とにかく落語家は、一生が修業で勉強していかなければならないのです。(落語芸術協会のページより引用)

笑点大喜利(2024年4月21日)

お題「〇〇のち〇〇」

たい平さん「痛すぎるよ~!」

司会「なんですか?」

たい平さん「手術のち麻酔。」

司会「痛い、痛い、はい1枚あげて」

小遊三さん「我が家の朝です。」

司会「なんですか?」

小遊三さん「ハグのち、キッス!」

司会「笑」

晴の輔さん「私の笑点初登場を見た家族です。」

司会「なんですか?」

晴の輔さん「ねぎらいのち、ダメ出し。」

司会「山田さん、1枚あげて」

晴の輔さん(喜びのポーズ)

宮治さん「鼻くそです。まるめてのち飛ばす。」

司会「苦笑」

たい平さん、モノマネしながら「全然違うと思いますよ。野村監督のちの八村塁です。」

司会「山田さん、1枚もっていって」

好楽さん「この大喜利です。ぼーっとしてのち居眠り。」

司会「だめですよ、居眠りしちゃ」

小遊三さん「風呂で洗う順番です。上半身のち下半身のち中心。」

司会「笑」

たい平さん「時々しか洗わないんですか?」

小遊三さん「時々洗えば間に合う」

司会「笑、間に合うの意味が分からない

一之輔さん「小遊三さんの下半身です。晴れのち一時雨、夜半よりどしゃぶり。」

司会「山田さん、1枚あげて」

一之輔さん「景気のいい話だね。」

晴の輔さん「リニア新幹線。県知事やめるのち開通。」

たい平さん「ゴールデンウィーク。渋滞のちやっぱりうちが一番。」

司会「あるよね~。山田さん、1枚あげて。」

宮治さん「ギャル曽根さんです。焼き肉のちケーキバイキング。」

晴の輔さん「家の師匠の志の輔の教えです。喉が痛くなるのち龍角散。」

司会「ん~、1枚あげてください。」

小遊三さん「私、小遊三です。笑点のち寄席時々パリコレ。」

司会「山田さん、1枚もっていって」「パリコレなんて出たことないでしょ!」

一之輔さん「やり方忘れちゃったなあ。」

司会「なんですか?」

一之輔さん「シャンプーのちリンス。」

客席「爆笑」

一之輔さん、立って客席に「笑ってんじゃないよ!いっぱいいるでしょ!そういう人。あんたも、あんたも、あんたも。」

司会「こらこらこら、指差すな!」

お題「ペットにお菓子の名前つけて一言」

宮治さん「食欲がなくて、私に似てガリガリ君になっちゃったんですぅ。」

司会「どこがガリガリ君なんだよ!」

好楽さん「家の猫、雷おこしって名前つけたんです。」

司会「いい名前だね。」

好楽さん「いつも、もろもろしてるんです。」

司会「はい、1枚あげて。」

小遊三さん「ペット全部にストロベリーパフェとつけたんです。」

司会「いい名前だね。」

小遊三さん「ペットがみんな、イチゴイチエ。」

たい平さん「家で飼っているサルにプリンて名前つけたんです。」

司会「いい名前だね。」

たい平さん「鼻ですぐ切れるんで、今はプッチンプリンて呼んでます。」

司会「笑」

晴の輔さん「家のにゃんこに、大判焼きと名前つけました。」

司会「いい名前だね。」

晴の輔さん「それが東に行くと今川焼、西に行くと回転焼き、名前が変わるござそうろう。」

司会「笑」

一之輔さん「家の犬に、クリームブリュレマリトッツォって名前つけたんです。」

司会「いい名前だね

一之輔さん「面倒くせえから、犬って呼んでます。」

司会「こら!じゃあ、名前つけるな。山田さん、1枚もっていって。」

宮治さん「ワテの家のカミツキガメに羊羹っていう名前つけたんです。」

司会「いい名前だね。」

宮治さん「餌をよう、かんで食べとりますわ。」

たい平さん「僕が飼ってる鷹に、グリコって名前つけました。」

司会「いい名前だね。」

たい平さん「はい、木の上に止まる時になぜかこんなふうにして止まるんです。」と両手を上げて広げる。

好楽さん「拾ってきた犬に、ういろうって名前つけたんです。」

司会「いい名前だね

好楽さん「ずいぶん苦労したらしいんですよ。人生、ういろいろ♪」

司会「笑

一之輔さん「家の2匹の犬に、緑のマカロンとピンクのマカロンってつけたんです。」

司会「いい名前だね

一之輔さん「緑はうるせいし、ピンクは働かないし、なんなんだありゃ。」

宮治さんが好楽さんを指して「一緒くたにしないで、うるさいけど働いているから。」

好楽さん(ただ笑っている)

宮治さんが好楽さんに「働こうよ、いこうよ何か。」

好楽さん(ただ笑っている)

小遊三さん「猫にパインって名付けました。」

司会「いい名前だね。」

小遊三さん「呼ぶと面白いんですよ。」と口ごもる

司会「もういい!もういいよ!」

小遊三さん「悟られちゃったか。」

 
小遊三さんのぶれない下ネタも、一之輔さんの毒舌も絶好調でした!