「マル秘の密子さん」もいよいよ最終回となります。「誰が一番得をしたのか」が犯人のキーワードとなりそうです。夏と密子さんの狐の手(アンカリング)が再び出てきます。
姉の鞠子を助けたレモン味のかき氷が好きな男性は誰なのか。火事をおこした犯人は誰か?すべてが明らかになりそうです。最後まで密子さんの服装には注目したいですね!
ちなみにタイトルは「マル秘の密子さん」です。
「秘密の密子さん」でも、「ひみつのアッコちゃん」でもありませんよ(^^)/
「秘密の蜜子さんキャスト」ならぬ「マル秘の密子さんキャスト」
トータルコーデイネーター
本宮密子(福原 遥):トータルコーディネーター。
今井家(貧乏一家)
今井 夏(松雪泰子):元介護士。不運続きのシングルマザー。
今井智(清水尋也):今井家・長男。夏の息子。九条開発・総務部契約社員。
今井彩(吉柳咲良):今井家・長女。夏の娘。九条開発・広報部契約社員。
九条家
九条遥人(上杉柊平):九条家・長男。九条開発・開発事業本部長。
九条玲香(志田彩良):九条家・長女。九条開発・広報部特別顧問。
九条美樹(渡辺真起子):九条開発・取締役。社長・九条謙一の妻。
九条五十鈴(小柳ルミ子):九条開発・取締役会長。
九条開発秘書室
坂東康幸(黒羽麻璃央):九条開発・秘書室長。
松本千秋(桜井日奈子):九条開発・秘書。
マル秘の密子さん 相関図
マル秘の密子さん第3話
サブタイトル:神様のコインと裏切りのパーティー
番組公式サイト
◉番組公式インスタグラム
本宮密子 Mitsuko Motomiya(@motomiyamitsuko) • Instagram写真と動画
マル秘の密子さん第3話 考察
密子はなぜ社員の出退勤データを手に入れたかったのか
遥人は、お見合い相手に嫌われるようなコーディネートを密子に依頼しました。それと引き換えに密子は、九条開発の社員の出退勤データを要求しました。
しかし、密子がお見合いの相手をリサーチした結果、遥人がそのままの姿でお見合いに臨んでも断られるだろうと考え、何もする必要はないと結論づけていたようです。
そして密子の予想通り、普段のままの遥人でお見合いを断られました。
密子はなぜ九条開発の社員の出退勤データを手に入れたかったのか。
・密子は九条開発の社員全員の出退勤データを入手し、それにより謙一のプロジェクトが中断された背景を調査している。
・秘書がなぜ亡くなったのか、その原因を調べている。
密子の日記帳とかき氷
・密子の日記帳に『助けて』という文字があった。これは物語ではなく密子の本当の出来事で、彼女を過去に助けた男性がいた。
・密子は、助けてくれた男性と一緒に食べたかき氷を忘れられない。そのかき氷は、彼女にとってのアンカリングとなり、男性に救われた時の安堵と幸福感がかき氷と結びついている。
・この男性はかき氷のレモン味が好きという証言、その頃今井家の智がレモン味のかき氷を食べていた。これは智の父親が好きな味だったのではないか。
・密子を助けた男性は謙一なのか、今井夏の元夫なのか。
・アンカリングについては、こちらをご覧ください。
アンカリングは、実践心理学NLPのスキルの1つで、
五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を使って、
自分が望む状態を引き出す方法です。つまり、五感と望ましい状態を結びつける、
「条件付け」のようなイメージです。例えば、次のようなものが、身近なアンカリングの一例です。
日本NLP協会 NLP用語集(アンカリング)
- 学生時代に流行っていた曲を聞いて、
懐かしいと感じる- アロマの香りを嗅ぐと、リラックスできる
- スポーツ選手のルーティン
(イチロー選手や五郎丸選手など)
密子と五十鈴の関係
九条開発会長の松本五十鈴の「お疲れさま。ここまで順調にいっているようね、密子さん」という発言から、五十鈴は密子とつながっている可能性が出てきました。これはどういう事が考えられるでしょう。
・九条家の会長、五十鈴が密子に謙一の死の真相を調べるように依頼している。
・謙一と密子が契約をして今井夏を助けているのではなく、五十鈴が密子に依頼したのではないか。そして次期社長に今井夏を希望しているのではないか。
亡くなった秘書と密子は姉妹ではないか
九条開発の亡くなった秘書が女性であったことが明らかになりました。
・密子の回想シーンでは、階段でかき氷を食べる二人の姉妹のような姿が描かれています。そのうちの一人が密子であるとすれば、もう一人は亡くなった秘書ではないでしょうか。
・二人が姉妹だとしたら、密子は亡くなった原因を探るために九条家に近づいた可能性があります。
マル秘の密子さん第4話
サブタイトル:密子の正体が明らかに!
番組公式サイト
ストーリー第4話|マル秘の密子さん|日本テレビ
サブタイトル:助けてくれた”あの人”は
マル秘の密子さん第4話 考察
幼い頃に親からひどい虐待を受けていた密子は、親に殺されかけた姉と共に児童養護施設に逃げ込んだ。その姉は、九条開発の元秘書で、火災事故で亡くなった小原鞠子(泉里香)だったのだ――。
ストーリー第4話
文晴が九条開発に現れ、酒に酔って暴れ、夏に襲いかかろうとした時、密子は過去の記憶がフラッシュバックし、動けなくなってしまった。
密子は文晴に自分の暴力的だった父親を重ねて見てしまい、文晴を眠らせて自宅に連れ帰り、彼にナイフを向けようとした。その瞬間、夏が現れて密子の手を掴んだ。
心の痛みを夏に打ち明けた後、愛する人がもういないと密子が言うと、夏は密子を抱きしめ、「私があなたを愛しています。あなたのそばには私がいます」と答えた。
夏が「私があなたのおかげで変わることができたように、あなたも変わることができます。自分が変われば世界も変わります」と言うと、密子は落ち着きを取り戻した。
胸の苦しみを訴える密子
・夏を利用していたと伝える密子だったが、夏の優しさに姉の面影を感じていたんでしょう。
密子を助けた男性は誰か
・密子を助けた男性がレモン味のかき氷が好きなこと。また智がレモン味のかき氷アイスを食べていることが偶然なのかひっかかります。
・突き落とされた文晴が亡くなったことも判明していないので、密子を助けた男性が文晴の可能性も捨てきれません。
九条遥斗が火事をおこした犯人か
丈晴から夏への電話「よく聞け。現場から逃げ去ったのは、九条遥人――」と言うと、何者から階段から突き落とされてしまう。
・九条遥斗と見せかけていますが、文晴を突き落としたのも、九条開発の火事をおこしたのも別の人物ではないでしょうか。火事をおこした犯人は遥斗を溺愛する母親の可能性はないでしょうか?
マル秘の密子さん第5話
サブタイトル:助けてくれた”あの人”は
番組公式サイト
ストーリー第5話|マル秘の密子さん|日本テレビ
サブタイトル:秘書・千秋、裏金の運び屋に…!?
マル秘の密子さん第5話 感想
姉の鞠子を守ろうとしてくれたレモンの人は、智だった!
姉の鞠子を守ってくれていたのは、レモン風味のかき氷を好む智その本人でした。頼りないイメージがあり対象から外していましたが、結果は意外でした。
犯人は秘書室長の坂東か?
火事をおこしたのも、丈晴をビルの屋上から突き落としたのも秘書室長の坂東なのでしょうか?
坂東が九条美樹とつながっていて、彼の行動は母親の指示に基づいている可能性があります。
マル秘の密子さん第6話
サブタイトル:秘書・千秋、裏金の運び屋に…!?
番組公式サイト
ストーリー第6話|マル秘の密子さん|日本テレビ
サブタイトル:社長候補に◯人容疑が…!?
マル秘の密子さん第6 感想
ストーリーの展開があやふやに
謎めいていたレモン味のかき氷の男性は、あっさりと智であることが分かり、それ以上の展開はなくてがっかりしました。
また、危険な手段を選ばない雰囲気の密子のイメージが消え、単なる小悪魔的な女の子になりました。
第6話で今井夏に容疑がかかる展開がありましたが、もし夏が犯人だとすると、それは無理やりな筋書きに感じます。新しい事実が次々と明らかになる一方で、その背景が十分に描かれていないため、どこか違和感を覚えます。
マル秘の密子さん第8話
サブタイトル:まさかの裏切り!密子VS夏!
番組公式サイト
マル秘の密子さん第8話 感想
マル秘の密子さん 背景描写があいまいで残念
社長に就任した途端、夏は態度を一変させ、密子を部外者扱いにしました。
同じ火災現場にいながら、夏は社長の謙一だけを救助し、密子の姉を救わなかったのです。夏が火事を起こしたでしょうか。火災時の録画データに何も映っていなかったと言い捨てたり急に怪しいイメージを与えています。
仮に火事を起こしたのが夏で、謙一社長を救出して九条家に入り込むことが目的だとしたらあまりにも背景描写が薄くて納得出来ません。
九条家の家族が密子の敵だったのにあっさりと密子の見方についたり、かき氷のレモン味が好きな人がキーになるかと思えば、あっさりと今井智だと分かったり。
短いストーリーで物語を完結するのは難しいのかもしれませんが、初回に期待していたのにちょっとがっかりしました。
ただ、かき氷を食べている時の映像や、密子さんの洋服が可愛くて癒やされています。
マル秘の密子さん第9話
サブタイトル:夏を潰す!密子の復讐が始まる
番組公式サイト
ストーリー第9話|マル秘の密子さん|日本テレビ
ストーリー第10話|マル秘の密子さん|日本テレビ
マル秘の密子さん第9話 感想
マル秘の密子さん 夏は密子を裏切っていなかった
夏が密子を部外者として追い出そうとしていたのは、「火事に近づいた者は殺す」という脅迫状を夏は見つけ、密子を火事の調査から遠ざけるためだったのです。社長になったとたん急に冷たい態度に変わるというのは強引な設定だと思ったので安心しました。
マル秘の密子さん 付箋の7の文字は誰の文字?
夏は智から渡された書類の付箋の「7」の文字が気になりました。それは鞠子の残した裏帳簿メモに書かれた「7」と似ていたためです。付箋の文字は誰が書いたものなのでしょうか?
最終回冒頭の映像では、夏が智に付箋の文字について聞いているシーンがあります。
智本人か秘書室の千秋か荻野目専務か。最終話で荻野目専務が登場してきたのも気になります。
マル秘の密子さん 誰が得をしたか?
警察に捕まった元秘書室長の坂東のセリフ「誰が一番得をしたのかということだ」。
夏が社長になることで社長の息子となる智、すべての事件は智が起こしたことなのでしょうか。
マル秘の密子さん 狐の手のアンカリングが再登場
最終回冒頭の映像で、密子と夏が狐の手(アンカリング)にしています。
これは夏にとってのアンカリングで、大切な子供達との思い出と幸せを象徴しています。夏はすべてを知っていて誰かをかばっている、そして自分が責任をとろうと覚悟を決めようとしているのではないでしょうか。
マル秘の密子さん 密子刺される
最終回の冒頭の映像で、密子が刺されるシーンがありました。密子は夏をかばって刺されてしまったのでしょうか。
姉の鞠子が火事現場で自分の命よりも謙一社長を助けるように伝えたように、密子も大切な人を守るために命を投げ出さないことを願います。
マル秘の密子さん 荻野目専務
荻野目専務が最終回に再び登場します。ドラマの初回で荻野目専務の娘に狐の手にして「コンコンコン」と言って近づく密子の映像がありました。初回の伏線回収となるのでしょうか?
マル秘の密子さん最終回
サブタイトル:夏を潰す!密子の復讐が始まる
番組公式サイト
マル秘の密子さん最終回 感想
マル秘の密子さん 火事をおこした犯人
初回放送時に、1話がドラマの伏線回収となることを発表していたので、荻野目専務とその娘、狐の手(アンカリング)が何かのヒントになると思っていました。
しかしまさかの荻野目専務と五十鈴との関係には驚いてしまいました。
元秘書室長の坂東の「誰が一番得をしたのかということだ」という発言がありましたが、少しも得をしてはいないですね。視聴者を夏や智にミスリードしようとする意図があったのかもしれません。
マル秘の密子さん 密子刺される
幼い密子は暴力的な父親から守るために、姉が身を挺して守ってくれていました。密子はいつも姉に守られる自分の無力さを後悔していました。
しかし成長した密子は変わり、大切な人を守るために自らが犠牲になる勇気を見せました。
夏が密子を守るために敢えて冷たく振る舞ったこと、そして密子もまた姉を守ることができて良かったと思います。
マル秘の密子さん 密子のイメージ
ドラマの前半は雰囲気と違いやばい密子が出ていましたが、後半になるにつれダークさがなくなってきて内容も薄くなってきて少しがっかりしました。
それでも、主人公密子の服装やかき氷を食べるシーンなどは魅力的で、楽しむことができました。
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まとめ
第9話まで
◎かき氷が密子のアンカリング
密子はかつて、辛い過去から救ってくれた男性と一緒にかき氷を食べたことがあり、その時の安心感と幸せがかき氷と深く結びついている。かき氷は密子にとってのアンカリングだった。
◎夏の夫の文晴の登場
今井夏の夫、文晴が登場し、九条美樹たちの策略により利用され、今井夏に対して恨みを抱く。彼は会社で暴れるが、最終的には心を改める。
◎密子の正体と壮絶な過去
密子は幼少期に父親の暴力をうけていた。それを姉がいつもかばってくれた。二人は児童養護施設に逃げてそこで暮らした。
◎亡くなった秘書は密子の姉
・亡くなった秘書は密子の姉で、密子は亡くなった原因を探るために、夏を利用して九条家に近づいた。
◎夏が社長になって密子を遠ざけた理由
夏が社長に就任すると密子を部外者として追い出そうとしたら急に態度が冷たくなりました。
しかしそれは、「火事に近づいた者は殺す」という脅迫状が届いていたため密子を火事の調査から遠ざけるためでした。
「マル秘の密子さん」考察
◎火をつけた男性は誰か
・夏の夫の文晴は「火災現場から去る男を目撃した」と夏に電話をかける。「その男は遥斗だ」と言いかけた瞬間、誰かに階段から押し落とされる。
・文晴を階段から突き落とし、火事を起こしたのは遥斗ではなく、遥斗を溺愛する母親の美樹ではないかという疑問が浮かぶ。
・第9話では、遥斗は密子に協力的で火事を起こしたのは遥斗ではなく別の人間の可能性が出てきた。
・元秘書室長の坂東の「誰が得をしたかということだ」という発言から、智の可能性もありそうです。
◎レモンの人は誰か
・密子姉妹を助けた男性はレモン味のかき氷が好きだという証言と、今井智がレモン味のかき氷を食べているシーンがあります。レモンの男性は智なのでしょうか。
・遥斗もレモン味のかき氷が好きで、姉の鞠子と食べていたという証言もありました。