着れなくなった洋服をリメイクしてバックにするアイデアを紹介!

皆さんは、サイズが合わなくなったりで着られなくなった洋服をどうしていますか?

不要な洋服は捨ててしまうこともありますが、お気に入りのものは簡単には手放せません。

そういった洋服は私はバッグなどにリメイクし、最後まで活用するようにしています。

 
私がリメイクしたバックと、その作り方を簡単に説明します。

買わない捨てない最後まで使い切る!

洋服をリメイクするアイデアを紹介

小さくなったTシャツをリメイクしてバックに

息子の黒と白のTシャツを利用して、手提げバッグ(A3サイズ)を作成しました。このバッグは黒と白でリバーシブルになっています。同じデザインで色違いのTシャツが3枚ありましたが、すべてバッグに再利用しました。

トレーナーをリメイクしてバックに

カジュアルブランド「Scolar(スカラー)」のトレーナーの襟がほつれたため、もう着られなくなりました。

そのため、このブランドの特徴である宇宙柄やスカラーマークの顔を活かしてバッグを作成しました。

このバッグは医療機関への受診専用で、薬手帳や診察券を入れるのに使っています。とても気に入っています。

カットソー1をリメイクしてバックに

サイズが合わなくなったため着ることができなくなったお気に入りのシャツから、襟と袖を取り外してバッグに付け加えました。

その結果、ユニークなデザインのバッグができ、これが今のお気に入りです。

カットソー2をリメイクしてバックに

着られなくなった服をバッグにリメイクしました。買い物の際のエコバッグとして活用します。作り方については後半で説明しますのでご覧ください。

シースルーの水色のブラウスをリメイク

夏に愛用していたシースルーブラウスをリメイクしました。年齢を重ねるにつれて着用に躊躇が生じたので、もう着なくなりました。

そのブラウスを使ってフェミニンなバッグを作り上げました。

どのような服がこれに合うか想像するだけでわくわくします。

洋服からリメイクバックの作り方

「カットソー2」を利用したバッグの作成手順を簡単に説明します。

材料費はほとんどかからず、作成手順もシンプルで、半日あれば簡単に完成させることができます。接着芯に質の良いものを使えば、より丈夫なバッグになります。

材料
洋服
裏布
硬めの接着芯(100円ショップ)
紐(100円ショップ)

1.裁断

表布と裏布を好みのサイズに裁断します(赤枠の部分)。

服が表布となります。袖、襟の部分も使用します。

2.接着芯を貼り付ける

裏布に縫い代を残して「接着芯」をアイロンで貼り付けて補強します。

3.表布に袖と襟を縫い付ける

表布に、装飾用に袖と襟を縫い付けました。

4.表布と裏布の両端を縫う

表布と裏布を半分に折ってそれぞれ中表にして両端を縫います。

5.紐を縫い付ける

表布に紐を縫い付けます。

6.表布と裏布を合わせる

表布と裏布を中表にして、裏布を表布の中にいれます。

7.返し口を縫う

返し口を残して1週縫い合わせます。

8.返し口から表に返す

返し口から表に返します。(この瞬間が一番楽しい!)

9.返し口の部分を1週縫う

返し口を整えて、口部分を1週縫います。

10.装飾して完成

襟のまんなかにボタンをつけて完成です!

 
お好みで、いろいろなパーツを縫い付けると楽しいですね。

シースルーのブラウス以外、すべて同じ手順で作成してます。

 
簡単でしょ? 楽しいので、是非皆さんも作って見てください。

リメイクする方法を思いついてから、バッグ作りが楽しくてワクワクします。
着れなくなった洋服を見るたびに、どの部分を使って面白いバッグにしようかと日々考えています。

断捨離について

「断捨離」とは作家のやましたひでこさんが提唱したもので商標登録してます。

断捨離Ⓡとは、物への執着を捨てて不要な物を減らし、快適な生活や人生を送ろうとする考え方のことです。
作家のやましたひでこさんが提唱する断捨離は、ヨガの「断行・捨行・離行」から生まれた言葉で、それぞれ以下のような意味があります。
断:新しく入ってくる不要な物を断つ
捨:家にある不要な物を捨てる
離:物への執着から離れる
断捨離は、ただ物を捨てることを目的に行うものではありません。
捨てることは手段に過ぎず、「居心地よく暮らす」ことが断捨離の本当の目的です。物に左右されることなく、「自分が快適か・不快か」を考えながら実践していきましょう。

やましたさんが、雑誌「ハルメク365」に投稿した記事です。

「物に左右されることなく「自分が快適か・不快か」を考えながら実践」というところは共感出来ます。

まとめ

着られなくなったお気に入りの洋服をリメイクしてバッグを作る手順を説明しました。

不要な洋服は(特に執着がない場合)、すぐに処分することもあります。

お気に入りの洋服が着られなくなった時は、バッグなどにリメイクして再利用したいと思っています。その後は、ふきんや雑巾として使い、最終的には処分します。

女優の「樹木希林さん」が残した言葉を綴った本「一切なりゆき」で、樹木希林さんは次のような言葉を残していました。

洋服は、自分でかったものはほとんどなくて、どなたからお古を譲っていただいて、それを着やすいように自分で胸ポケットをつけてみたり、ちょっとリメイクして着ています。

一度使い始めたら、それをできるかぎり活かして、最後まで使い切って終了させたいんです。「始末」ですね。

樹木希林「一切なりゆき」より

樹木希林さんは、モノを持たない、買わない生活をしているようなので、不要なものに囲まれていないにも関わらず、更に物を使い切ってから終了させるというのは、樹木希林さんの人への接し方や、ご自身の生き方にも共通する部分があると感じます。

私は不要なものは思い切って処分し、物は増やさないようにしています。
そして残されたお気に入りの物を大切にしながら、時にはリメイクして最後の最後まで使ってあげたいと思っています。

 
大げさですが「服の大往生」といったところでしょうか。